うつ病①
こんにちは。
昼はまだ少し暑いですが、大分過ごしやすくなってきました。
リクエストを頂きましたので、今回は
①最近のうつ病の傾向。
②うつ病の対処療法、または予防する為に。
と、分けてお話したいと思います。
①最近のうつ病の傾向。
このキーワードを引かれる方はもう聞き飽きたと思われるかもしれませんが、
その辺りはご容赦下さい。
〈症状の概要〉睡眠障害、気力低下、無気力、食欲低下、過食、など。
また、詳しい分類は省きますが気分がふわふわとして何でもできると思える時期と全てがどうでもよく感じる時期があります。無気力から少し気力が沸いてくる時期は自殺願望が芽生え、最悪の場合は行ってしまう事があります。
〈原因と思われる2タイプ〉
最近は仕事の引退、いわゆる燃え尽き症候群からのうつであったり、
責任感や真面目であるが故にストレスを抱えて起こるうつ病は少なくなってきているといいます。
因みに、このタイプが起こりやすい年齢としては中年の男女です。
女性の場合はホルモンバランスの崩れや、お子さんがいらっしゃる場合は
成人前後など、子供が手が殆どかからなくなる代わりに
冠婚葬祭といった行事が多くなり家庭の状況変化が慌ただしくなる頃、
男性は定年間近の頃から起こりやすくなります。
場合によってはうつ病ではなく、更年期障害とも診断されるかもしれません。
最近増加傾向のタイプは自分に都合のいいタイプ。
例えば、いわゆる好きな事をしている間は元気で出勤となると体調が崩れる、
簡単に荒くまとめると
上司に叱られれば、全て上司の所為にして自分を正当化させるタイプです。
こちらは若い方に多いようです。
単なる我侭なのでは? とも、とれますがその境界はおそらく、好きな事をしている時以外に、ハッキリと仮病では片付けられない症状が出ているのだと思われます。
一応補足すると、同じ上司に叱られて体調を崩し続けた場合、
休日もどこにも行く気力がなく、食欲もなく、不安で眠れないなどの症状が出た場合は従来の原因によるうつタイプです。
ああ自分はこのタイプかも。好きでこうなわけじゃない。何とかしたい!
急を要する場合は素直に病院に行き治療をして頂く方が良いと思いますが、
次回は自分でコントロールする対処療法をご紹介します。
それでは、また次回お会いしましょう。